代表挨拶

Message from the president
代表挨拶

 

////////// 人と人との絆づくり //////////



私たちは 医療従事者として
常に患者様の立場に立ち
一人一人の状況に応じた 的確で柔軟な対応を目指し
患者様に安心して来局をして頂けるよう
誠実な対応を心掛けます

その積み重ねにより
患者様の安心と 私たちの堅い信頼へと
続けて参りたいと考えております
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株式会社ベースファーマシー

代表取締役社長
沼田 廣



  医療と薬局機能

 本国の少子高齢化は勢いを増し、2040年頃にピークを迎えると想定されています。それに伴う労働人口減少・社会保障費高騰・老々介護・子育て支援など様々な社会保障制度の整備と対策が急がれます。

 このような時勢において求められる医療とは何でしょうか?
現状は専門分野に特化した「分業」体制で運営されるケースが多く、技術や質向上などの観点から不可欠とされる一方で、「患者本位」の趣旨に反した弊害リスクが考えられます。いわゆる医療従事者が特定分野に特化した結果、患者の全体像をブラインドしてしまう事象が危惧されます。

 社会保障は「利用者の生活を担保し良好な環境維持」が根底に存在します。医療の分野に際しても同様で「患者様が主体」が原則です。実現するためには、医師・歯科医師・薬剤師・看護師・検査技師・介護職・行政など専門職の垣根を払拭し、利用者主導かつ連携運営型のシステムが必要です。これらが成立し「患者主体」の本来あるべき医療の起点に立つことが可能になると考えます。

 では医療と薬局の関わりは、どのようにあるべきでしょうか?
医薬品は病気の治療に限らず、検査、予防、公衆衛生など多岐の分野で使用されています。薬のプロフェッショナル機関として位置する薬局は、様々な医療機関への関与が考えられます。まさに連携を担う重要なポストにあるのです。
 「モノ」から「ヒト」への業務転換が問われる昨今、医療と健康をサポートする職域として​『患者様の健康=薬局の機能』を自覚し、それに付随した行動が不可欠です。患者様と真剣に向き合い、何を求めているのか・何を提供するのが適切かを判断思考し、専門分野以外に視線を向けて活動することが重要であると考えます。

  当社が目指す薬局スタイル

 ベースファーマシーは、調剤薬局を運営する企業です。理想の薬局像は、患者様の生活背景に応じたオーダーメイド医療を薬学的観点から総合的にサポートする場であると考えます。
 安心して任せられる『憩いの場』として、『患者様の立場で・患者様に寄り添う』を念頭に、社員の顔が見える薬局を心がけます。

 これらを達成するためには、職域の隔壁を払拭した広い知識と行動力ある社員の育成が必要です。私たちは人に優しい医療企業として、在宅医療・健康事業への参与、予防医療推進など、地域の皆様の幸福度を高めることを目標に、現状の課題に向き合い積極的な活動を重ねて行きます。

​ 本国の調剤薬局の歴史は浅く、これからの社会情勢に応じ様々なニーズに対応するため、多岐にわたる業務展開が想定されます。
 ベースファーマシーは、これらを担う企業としての責務を果たすために、努力を惜しみません。地域の皆様と共に歩み、最善の医療を提供することを約束いたします。