運営理念

Management philosophy
運営理念


時勢を見据えニーズに応じた柔軟な対応力が、企業に求められる使命であり社会貢献の礎と考えます。
医療に携わる企業も、基本的な理念は同様であると確信しています。
皆様の声に応え、安心と感動を与える調剤薬局を実現するために‥‥‥
ベースファーマシーは医療企業としての使命を果たすため、3つの運営理念に基づき研鑽を重ね皆様のお役に立ちたいと考えています。



   ////////// 人のため //////////

理想の地域医療の実現に向けて‥‥

* 健康増進へのアプローチ

薬局内の業務に固執した体制下では、現在の社会情勢をアプローチするには至らず、
地域医療のニーズに応えることは難しいと考えられます。
次世代を担う薬局業務のスタンダード形態は、広い視野と柔軟な発想力を備えると共に、
薬局外部への情報発信と行動力を伴うことが必須条件になります。
地域医療への参与・健康増進に向けた啓発事業など、調剤薬局に課せられた職務と心得、
積極的に取り組んでいきます。

  ◎ 社会情勢リサーチとニーズの抽出。
  ◎ 社会への積極的な働きかけ。
  ◎ 薬局外部へ目を向けた行動。
  ◎ 必要業務で完結せず、予見した思考や行動。


* 予防医療の推進

予防医療は、未病(=病気に至る前の状態) の時点での対策が重要になります。
これらは、日頃からの「健康増進アプローチ」による管理、および医療連携
によるサポートが伴い成立します。
地域背景や患者様の生活様式などを、医学および薬学的観点に基づき解析し、
快適な生活環境の構築に向けたサポートに努めます。

  ◎ 服薬管理業務を通じたオーダーメイド管理。
  ◎ 薬局外部の地域事業への参与。
  ◎ 健康講座など教育指導を企画。
  ◎ 医薬連携によるサポート。


* ホスピタリティ強化

私たち社員が「滞りなく業務を遂行した」と認識し終結したとします。
しかし、ご利用いただいた患者様の満足度が得られていななければどうでしょうか?
医療関連の職域は、広義でサービス業に属しています。
医療の名のもとにで、画一的かつ一方的な業務は、提供サイドの自己満足に過ぎず、
「ホスピタリティーの実践」とは言えません。

  ◎ ホスピタリティ重視の行動‥‥
  ◎ ご利用の皆様に「喜びと感動を提供する」‥‥

いかなる状況下に際しても、利用者本位のポリシーが最優先と考えます。
「満足・喜び・感動」いずれも「カタチ」としては残りませんが、
ヒトを幸せにする最大の要因と確信し、患者様との接点を大切にします。



   ///​/////// 人材育成 //////////

企業が社会貢献するための必須事項は、社員の「質」と「成長」です。
人材の育成は、向上心を高めること・柔軟な思考力が備わることが不可欠です。
また、活力ある企業を作る上で、もう一つ重要な要素があります。
社員の個性を活かし、長所を伸長する。
これらを融合し、業務面で共有化を図ることと考えます。
当社は、個々の感性を大切にした人材育成を実践します。

  *「カスタマーファーストと行動倫理」
  *「柔軟性を備えた人間性」
  *「知識や技術に対する知見」
  *「課題意識を持ち行動する」
  *「柔軟な思考力とアセスメント強化」


企業には恒久的な人事は存在しません。
それゆえ人材育成のポリシー継承と教育が重要になります。
人に優しい企業であるためには、社内の環境整備なしに成立しません。
言い換えれば、社員に優しい企業は人を成長させます。
ベースファーマシーは以下の指針に基づき、教育と業務環境の構築に努めます。

   *「コミュニケーションを取りやすい環境」
   *「人を理解し認める精神」
   *「人への思いやり精神」
   *「改革心を持てる場を提供」
   *「自己研鑽に注力できる環境の整備」
   *「適切な人事考課」
   *「カイゼンを探求する精神の育成」



   ////////// リスク管理 //////////

安心して任せられる医療を、確実に提供するために‥‥
インシデント『ゼロ』を前提とし、次の理念で対策を講じます。

リスク管理は、知識・思考・利用者本位・医療倫理・問題意識を伴った行動など、
それらに基づいたアセスメントが付加されて成立します。
しかし、人が関与する行動ミスの排除は、現実的に難しいと受け止めています。
『ミスは常に起こり得るもの』との概念で、疑念・思考・知識・経験などを駆使し、
多角的スタンスで対応します。
リスク管理にエンドポイントは存在しません。
危機意識を欠くことなく臨む姿勢が、根底に存在しなければならないと考えます。

当社の取り組みとして、オリジナルハード媒体を駆使
したマネジメント体制の基で、以下の項目を最低限の
リスク管理業務と定めています。
また、業務検証をルーティン化することで、類似した
インシデントをリピートしない仕組み作りを取り入れ
ています。

  *「自社『過誤防止マニュアル』に準じ運営」
  *「社内インシデントデータの集積と解析」
  *「社外の事例や改善情報を活用」
  *「情報やデータの社内共有」
  *「防止策および業務カイゼン実践」
  *「運営検証とフィードバック」



リスク管理は、患者様を守るための砦となる重要マネジメント業務です。
殊に命に携わる医療においては、妥協は決して許されません。
ベースファーマシーに在籍する社員一同、医療職としての自覚と責務を果たすために、
一丸となり取り組んでいます。